マジョルカ久保、交代直後に衝撃の無回転FKで被弾 残留争い直接対決で痛恨1-1ドロー

マジョルカMF久保建英【写真:Getty Images】
マジョルカMF久保建英【写真:Getty Images】

6戦連続スタメンの久保は後半37分までプレー、マジョルカが開始早々にリードも終了間際に被弾

 日本代表MF久保建英が所属するスペイン1部マジョルカは、現地時間19日のリーガ・エスパニョーラ第30節でレガネスと対戦。6試合連続スタメン出場の久保は後半37分までプレーし、残留を争うライバルとの直接対決で1-1の引き分けに終わった。

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 久保が右サイドハーフに入ったマジョルカに対して、レガネスはかつて日本代表を率いたハビエル・アギーレ監督が前節バルセロナ戦で退席処分を受けて今節不在。残留争いを繰り広げる18位マジョルカ(勝ち点25)と最下位レガネス(勝ち点23)の一戦は、前半9分にスコアが動く。

 相手ペナルティーエリア手前でマジョルカがFKを獲得。MFサルバ・セビージャがキッカーを務め、ジャンプした壁の下を通す技ありの低弾道FKを叩き込み、マジョルカが幸先良く先制した。その後はレガネスが続けてチャンスを作るも決定力を欠き、0-0のまま前半を折り返す。

 後半12分、久保が鋭い出足でボールを奪い、そのままドリブルで相手エリア内に侵入し、相手をかわして右足クロスを供給。ゴール前に長身FWアンテ・ブディミルが走り込んでいたが、クロスの精度を欠いて中央で合わなかった。

 一進一退の攻防が続くなかで迎えた後半30分、マジョルカにピンチが訪れる。最終ラインの裏をFWロジェール・アサレに突かれてグラウンダーのクロスを送られると、最後はFWギド・カリージョが中央でシュート。だが、GKマノロ・レイナが神懸ったスーパーセーブを見せ、最後の砦としてゴールを死守した。

 久保は後半37分に交代したなか、終了間際の同42分にマジョルカが痛恨の一撃を浴びる。自陣ゴール前でFKを献上すると、レガネスDFオスカル・ロドリゲスに鮮やかな無回転FKを叩き込まれて同点に追いつかれた。

 結局、試合は1-1のまま終了。マジョルカにとっては、ライバルから貴重な勝ち点3を奪えるチャンスだったが、痛恨のドローで勝ち点1を分け合う形となり、残留争いは一層激しさを増しそうな気配だ。

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