鹿島元“10番”の天才的スルーワンツー&ヒールパス再脚光で元同僚称賛 「センスの塊」

元鹿島アントラーズMF本山雅志【写真:Getty Images】
元鹿島アントラーズMF本山雅志【写真:Getty Images】

元日本代表FW田代氏が天才的な閃きのプレーに脱帽

 鹿島アントラーズは前人未到の20冠を誇るなど、Jリーグ随一の強豪として知られる。数々の名選手、スターを生み出してきたなかで、クラブ公式ツイッターは歴代のスーパーゴールから、「鮮やか連係プレー」にフォーカスして厳選。元10番の天才的なヒールパスにかつての同僚も「センスの塊」と脱帽している。

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「華麗なコンビネーションの数々!」

 鹿島公式ツイッターは、鮮やかな連係からのスーパーゴールを11個厳選。1996年5月のJリーグ第15節・横浜フリューゲルス戦のFWマジーニョのヘディング弾にはじまり、1998年11月のJリーグ サントリーチャンピオンシップ第1戦・ジュビロ磐田戦のFW長谷川祥之、2001年11月のJ1リーグ2ndステージ第14節・東京ヴェルディ戦のFW柳沢敦のゴールなどが並ぶなか、2005~09年、11年に在籍した元日本代表FW田代有三氏が反応したのが2010年10月のJ1リーグ第27節・横浜F・マリノス戦(2-0)の前半39分に生まれたゴールだ。

 敵陣でこぼれ球を拾った元日本代表MF小笠原満男がペナルティーアーク後方の元日本代表MF本山雅志へ縦パス。左右から相手がプレッシャーをかけにくるなか、10番を背負うテクニシャンはノールックの右足ヒールで背後のスペースに流し、日本代表FW興梠慎三(現・浦和レッズ)がダイレクトでシュートをゴール左下に突き刺した。

 本山は直後に収録されている2012年7月のJ1リーグ第19節・サンフレッチェ広島戦では、パスを受けると見せかけてスルーし、そのままスペースに流れて小笠原の縦パスをダイレクトで折り返して日本代表FW大迫勇也(現・ブレーメン)のゴールを演出。田代氏は「本山さん天才!! 満男さんとのスルーワンツーとヒールパスとかセンスの塊」と脱帽しており、ファンも「本山選手はさすが鹿島の10番というアシストばかり」と称えていた。

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