宇佐美×柿谷がクラブの“象徴”に抱く思い 偉大な英雄を追うエースたち「俺らはならなあかん」

ガンバ大阪でプレーするMF遠藤保仁【写真:高橋学】
ガンバ大阪でプレーするMF遠藤保仁【写真:高橋学】

「恐ろしく以下同文」宇佐美の“象徴”としてのビジョンは? 「継いでいかなあかん」

宇佐美「恐ろしく以下同文でビックリしたんですけど……。本当に今、(G大阪には)ヤットさんという太い存在がある。でも、いつかはいなくなるわけで、それは継いでいかなあかんものやし、自分のやり方でチームにいい影響を与えていかないとあかん。ヤットさんの真似をするつもりはない。自分が見てきたものとか、やってきたことがヤットさんとは全然違うから。僕なりのやり方でいい影響とか、いい背中は見せられるはずやから。それは(G大阪に去年の夏)帰ってきてから意識し出していますね。自分のやり方でヤットさんの存在に近づいていかないと、いなくなった時、軸がぶれてしまうチームだと良くない。だから、そういう存在でいたいと強く思います」

 森島氏や遠藤の背中を追ってきた2人。未来へ語り継がれるようなクラブの象徴になるためにも、今できることから地道に取り組んでいる。特に、現在は新型コロナウイルスの影響を受けて自宅待機が続く。そうしたなか、2人は公式インスタグラムやYouTubeなどSNSを利用して、毎日のように発信を続けている。

宇佐美「やっぱりクラブへの愛情を発信するのもそうやけど、選手も待っているだけじゃ絶対にあかんと思う。応援してもらうことを求めていくだけじゃ絶対あかんと思うし、応援してもらうからには、こっち側から好きになってもらえるようなことを絶対にしないとあかん。(発信は)そういう気持ちの表れでもある。自分が動画で発信するのもそうやし、それで結果注目してもらえて『注目してもらったからには頑張らないと』とプレーが良くなって。プレーを見てもらって、さらに好きになってもらって……というポジティブな感情をどんどん重ねられるように始めている。サッカーで(ファンに対して)何もできない分、いいきっかけにはなっているかな、中断が」

柿谷「久しぶりにサッカーから離れて、毎日サポーターと触れ合ってみて『早くサッカーがしたい』『応援してくれる人たちってこんなにおるんや』と改めて実感できている。いい準備して、応援してくれる人らと優勝したい。けど、今できるのは楽しむことぐらいやから、というふうには考えられるようになったかな」

 クラブの“象徴”として、“大黒柱”として、これからより大きな存在となり支えていくために――。新型コロナウイルスの影響でリーグ再開が先送りとなっている今も、2人は愛するクラブとファンのために思考を巡らせている。

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(Football ZONE web編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)

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