鹿島の貴公子レオナルド、伝説の“リフティング弾” 左足で6回…突然「視界が開けた」

鹿島の貴公子レオナルド(※写真はブラジル代表のものです)【写真:Getty Images】
鹿島の貴公子レオナルド(※写真はブラジル代表のものです)【写真:Getty Images】

【J番記者が選ぶスーパーゴール|鹿島編】1995年NICOSシリーズ第19節横浜F戦(後半38分)…レオナルドのリフティングゴール

 何度見ても驚嘆の言葉しか浮かばない。

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 1995年11月1日、JリーグのNICOSシリーズ第19節に記録された鹿島アントラーズの元ブラジル代表MFレオナルドのリフティングゴールである。高いスキルと軽快な身のこなし、そして好機を逃さず、きっちりものにするシュート力。それらが詰まった鮮やかな一発だった。

「自分のキャリアのなかでも忘れられないゴール」

 レオナルド自身がそう位置づける魅惑のワンマンショーは、味方の横パスから始まった。利き足の左足アウトサイドでひょいとボールを浮かして、スライディングしてきた相手をかわし、二度、三度とリフティングしながら反転すると、最後はワンバウンドしたボールの跳ね上がり際をとらえた。

 タッチ数は全部で6回。すべて利き足の左足だ。

「相手に囲まれていたので、とにかくボールを奪われないようにリフティングしていたら、突然ゴールへの視界が開けたという感じだったね。最後はちょっと難しい体勢になったけれど、上手くシュートすることができた(笑)」

 同じピッチに立ち、そのゴールシーンを後方から目撃していたボランチの元日本代表MF本田泰人は、「いや、凄いな」と思わず唸ってしまったという。

「レオナルドは練習の時から、ああいうプレーをよく見せていたけれど、それを実際の試合のなかでやってのけるんだからね。本当に驚いたよ」

 他に類を見ないゴールシーンは多くの人たちの脳裏にも焼き付いた。2013年にJリーグ創設20周年を記念して行われたサポーター投票による「Jクロニクルベスト」という企画のなかで、ベストゴール部門の1位に選出されている。

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