「日本とオーストラリアが築くライバル関係」 アジアの激闘に海外注目「最も魅力的な試合」

日本とオーストラリアが築くライバル関係に注目【写真:Getty Images & 高橋学】
日本とオーストラリアが築くライバル関係に注目【写真:Getty Images & 高橋学】

海外メディアが脚光「サムライブルーvsサッカルーズ」

 日本代表はこれまでアジアの強豪国としての立場を確固たるものとしてきたが、海外メディアは「サムライブルーvsサッカルーズ。「日本とオーストラリアが築くライバル関係」と見出しを打ち、両国の関係に注目している。

 日本は1998年のフランス・ワールドカップ(W杯)から6大会連続で本大会出場を果たしている。アジア強豪国としての座を確立してきた。しかし、2006年以降にオーストラリアが強力なライバルとして日本の前に立ちはだかることになる。

 ブラジルメディア「FUTEBOL NA VEIA」は「サムライブルーvsサッカルーズ。日本とオーストラリアが築くライバル関係」と見出しを打ち、日本オーストラリアの関係に注目。「すべては2006年W杯でのオーストラリアの印象的な勝利から始まった」と取り上げている。

 日本は2006年に行われたドイツW杯で当時オセアニア代表として出場していたオーストラリアとグループリーグで激突。MF中村俊輔が先制点を決めるも、後半39分から3連続失点を喫し、1-3で開幕戦を落としていた。「ジーコが率いるチームに苦い敗北の味を与えた」と当時を振り返っている。

 同年にオーストラリアはアジアサッカー連盟(AFC)に所属することになったが、「2007年に日本はリベンジの機会をアジア杯準々決勝で得た」と、アジア杯準々決勝で1-1の末に日本がPK戦を制した試合を紹介。「両チームにとって最も魅了的な試合となった」と伝えている。

 また、2011年のアジア杯決勝でも両チームは激突。1-0で日本が再び勝利を手にしたが、「李忠成が唯一のゴールとなる壮観な一撃を叩き込んだ」と延長戦の豪快なボレー弾を振り返った。「両チームの試合はゴールなしでは終わらない。1試合あたりの平均点は2.64ゴールだ」と説明した。

 日本とオーストラリアはW杯予選も幾度となく対戦し、接戦を演じてきた。2022年に行われるカタールW杯に向けた予選を控えているが、今回も両雄が顔を合わせることがあるかもしれない。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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