逆転優勝に暗雲… マンCのキーマンが負傷離脱で2列目の人材不足が深刻化

レスター戦完敗のチームに追い打ち 続出する主力選手のケガ

 首位レスター・シティを本拠地エティハド・スタジアムに迎えた6日の首位攻防戦で、1-3と完敗を喫したマンチェスター・シティ。2シーズンぶりの王座奪還に向けて痛恨の1敗となり4位に後退するなか、チームをさらなる悲報が襲った。スペイン代表MFダビド・シルバが、足首の捻挫により戦列を離れることになるという。英地元紙「マンチェスター・イブニング・ニュース」が報じている。

「ダビドは先日の試合(レスター戦)で足首を痛めた。捻っていたようで、今日の状態は良くなかった。様子を見る必要があるが、すぐに戻ってくるのは難しいだろう」

 マヌエル・ペジェグリーニ監督は、シルバの負傷離脱を嘆いていた。

 現在、シティは野戦病院状態だ。ベルギー代表MFケビン・デ・ブライネ、ベルギー代表DFヴァンサン・コンパニー、フランス代表DFエリアカン・マンガラ、スペイン代表MFヘスス・ナバス、コートジボワール代表FWウィルフリード・ボニー、元フランス代表MFサミル・ナスリと多くの負傷者を抱えている。そしてこの長い負傷者リストに、新たに攻撃のキーマンであるシルバの名前が加わってしまった。

 シティにとって、2列目の故障者続出は深刻だ。レスター戦では本来ボランチのイングランド代表MFファビアン・デルフを左サイドハーフにコンバートしたが、今回シルバを欠いたことで2列目が本職の選手はイングランド代表FWラヒーム・スターリングのみとなってしまった。

 

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