C・ロナウド、レアル時代の“逆転ハット”に再脚光 「CR7のための大会」「本物の戦士」

2015-16シーズンのCL準々決勝でハットをした当時レアルのC・ロナウド【写真:Getty Images】
2015-16シーズンのCL準々決勝でハットをした当時レアルのC・ロナウド【写真:Getty Images】

2015-16シーズンの準々決勝でチームを救うハットトリックを記録

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の長い歴史の中で、レアル・マドリードは最多となる13回の優勝を経験している。2015-16シーズンからは前人未到の3連覇を達成。CL公式SNSは15-16シーズンの準々決勝でポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(現ユベントス)が決めたハットトリックに再び脚光を当て、動画で紹介している。

 シーズン前にカルロ・アンチェロッティ監督の解任、ラファエル・ベニテス監督の招聘という人事を行ったレアル。しかしベニテス政権は年明けに終焉を迎え、ジネディーヌ・ジダン監督が就任することとなった。

 最終的にリーグ戦ではバルセロナの後塵を拝して最終的に2位となったものの、CLでは難敵を打ち破って2シーズンぶり11回目の優勝。その後に続く3連覇の礎を築いた。

 ただ、そのレアルも敗退の危機に瀕した瞬間があった。決勝トーナメント1回戦でローマ(イタリア)を2戦合計4-0と危なげなく退けて迎えた準々決勝。ヴォルフスブルク(ドイツ)と対戦したレアルは、アウェーでの第1戦で0-2の完敗を喫してしまう。2点差のうえにアウェーゴールも奪えず、第2戦に勝負を懸けることとなった。

 そこでヒーローとなったのがロナウドだった。前半16分、同17分と立て続けにゴールを決めて早くも試合を振り出しに戻すと、そのまま2-0で迎えた後半32分、最大の見せ場がやってくる。ペナルティーエリア外、ゴールほぼ正面からのFKを任されたのはロナウド。右足を振り抜くと、壁の間を抜けたシュートがゴールに突き刺さり、準決勝進出を導く値千金の逆転弾となった。

 その後、レアルは準決勝でマンチェスター・シティを破って決勝に進出。アトレティコ・マドリードとのPK戦までもつれ込む死闘を制して、11回目のビッグイヤーを掲げた。

 CL公式インスタグラムは、4年前の4月12日に行われたヴォルフスブルク戦でのハットトリックを動画で紹介。ファンからは「世界のベスト」「史上最高」「CR7のための大会」「本物の戦士」と称賛のコメントが多く寄せられていた一方、「酷い壁だ」「素晴らしいヘディングとラッキーなFK」とFK時の壁の拙さを指摘する声もあった。

 いずれにせよ、このハットトリックがなければレアルが3連覇という偉業を成し遂げることもなかった。レアル時代のロナウドが残した功績の中でも、一際輝くものであることは間違いない。

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