「いきなり土日の外出禁止令」 長友佑都、想定外のロックダウンに不安明かす「食材買えない」

ガラタサライに所属するDF長友佑都がいきなりのロックダウンに不安を明かした【写真:Getty Images】
ガラタサライに所属するDF長友佑都がいきなりのロックダウンに不安を明かした【写真:Getty Images】

感染者4万7000人超えのトルコ…10日に土日の外出禁止令が出される

 トルコ1部ガラタサライに所属する日本代表DF長友佑都が10日、公式ツイッターを更新した。トルコでは新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、患者が急増。長友は「夜22時くらいにいきなり土日の2日間外出禁止令が出された」と明かしている。

 長友はFC東京から2010年夏にイタリア1部チェゼーナへ移籍。翌年1月にイタリアの強豪インテルへ加入した。セリエAで活躍を遂げた左サイドバックは18年6月からガラタサライでプレーしているものの、今季は出場機会が減少。今冬の移籍市場では残留が決定したが、後半戦ではTFF(トルコサッカー連盟)のメンバー外となり、今季の公式戦出場はできなくなった。

 そんななか、世界中で新型コロナウイルスが拡大して各国のリーグが中断。特に欧州では爆発的な感染が広がっており、欧州選手権(EURO)の延期も決定した。リーグ再開は不透明となっており、長友がプレーしているトルコでも感染者が急増。10日時点で4万7000人を超えている。そこで、トルコ政府は10日に11日から12日の真夜中まで48時間の外出禁止令を出した。ガラタサライの本拠地イスタンブールや首都アンカラなど31都市が対象で、長友にも影響が及んだようだ。

「トルコでは夜22時くらいにいきなり土日の2日間外出禁止令が出された。 スーパーも閉まるから食材買えない。今ある食材で2日間乗り切らないと。これからみんな買い溜めがエスカレートしそうだ」

 日本でも7日に緊急事態宣言が出されるなど、深刻化している新型コロナウイルス問題。家族でトルコに住む長友にとっても不安な日々を過ごすことになるだろう。一刻も早い収束を願うばかりだ。

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