インテルのオファー年俸の3倍! 上海申花がPSGの稲妻ストライカーに年俸13億円で獲得へ
アルゼンチン代表FWラベッシがチャイナマネーの標的に
欧州における冬の移籍市場閉幕後も、チャイナマネーによる巨額オファーは続いている。インテルから日本代表DF長友佑都の親友でもあるコロンビア代表MFフレディ・グアリンを獲得した上海申花はパリ・サンジェルマンのアルゼンチン代表FWエゼキエル・ラベッシの獲得を狙っている。衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じている。
「エル・ポチョ(稲妻)」の異名を持つラベッシを巡ってはインテルも年俸350万ユーロ(約4億6000万円)のオファーを出したと報じているが、上海が提示した条件はそれを簡単に上回るものだという。その年俸はインテルの提示額の約3倍となる年俸1000万ユーロ(約13億円)。チャイナマネーをバックにしたメガオファーだ。
中国の移籍市場は3月まで開いているため、欧州の移籍市場が閉じた後でも獲得から選手登録へのスケジュール的には問題が発生しない。ラベッシの代理人は6月までの残留を明言していたが、この高額年俸オファーに考えを変える可能性があると報じられている。
グアリンはインテルへの移籍金1200万ユーロ(約15億6000万円)に年俸550万ユーロ(約7億2000万円)の条件で交渉がまとまり、正式契約に至ったとされている。昨季は北京国安を率い、アジアチャンピオンズリーグで浦和レッズと対戦したグレゴリオ・マンサーノ監督が就任した上海申花の大型補強の勢いは、まだまだ衰えを見せていないようだ。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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