ミラン本田、インテルとのダービー戦で先制アシスト! 名物会長の御前試合で3−0快勝に貢献

インテル長友出番なし PK失敗とマンチーニ監督退席の乱戦に

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は1月31日のインテルとのミラノダービーで先発出場を果たした。本田は前半35分に右サイドからのクロスでDFアレックスの先制ゴールをアシストした。ミランは後半に2点を追加し、3-0で快勝した。一方、インテルの日本代表DF長友佑都はベンチで出番なく90分間を終えた。

 大観衆7万7000人が詰めかけた熱狂のダービーでミランの10番が魅せた。は 立ち上がりから攻勢に出たのはインテルだったが、次第にミランがペースを握る。中盤でボール際に厳しく寄せるプレーが目立ち、インテルは有効な攻撃を仕掛けられなくなっていった。そして徐々にゴール前へ入り込む回数を増やしたミランは前半35分、DFイニャツィオ・アバーテの低いクロスに本田が飛び込んでシュート。ギリギリのところでインテルDFミランダが弾いてコーナーキックとなった。

 そして、そのコーナーキックを短くつないだミランは、右サイドから本田が左足でクロス。GKが飛び出せない絶妙な位置に上がったボールを、アレックスがヘディングで決めて先制ゴール。本田にアシストが生まれ、1-0で前半を終えた。

 後半も全体にミランペースでゲームが進んだが、同5分にアクシデントが起こる。バックパスを受けたGKジャンルイジ・ドンナルンマがキックミスでボールがペナルティーエリア内に浮き上がり、サンプドリアから移籍加入したばかりのFWエデルが反応してドンナルンマと交錯した。しかし、ここでレフェリーの笛は鳴らずにプレー続行。激昂したインテルのロベルト・マンチーニ監督が第4審判に暴言を吐き、退席処分となった。

 

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