「別次元だった」 元伊代表の名FKキッカーが脱帽、「最強の選手」と絶賛の相手は?

元伊代表ジャンフランコ・ゾラ氏(※写真はチェルシーコーチ時代)【写真:Getty Images】
元伊代表ジャンフランコ・ゾラ氏(※写真はチェルシーコーチ時代)【写真:Getty Images】

元イタリア代表FWゾラ、ナポリの英雄マラドーナと怪物ロナウドを名指し

 元イタリア代表でフリーキックの名手として知られたジャンフランコ・ゾラ氏が、「今までで最強の選手」として、元アルゼンチン代表MFディエゴ・マラドーナ氏と元ブラジル代表FWの“怪物”ロナウド氏を挙げている。イタリア衛星放送局「スカイ・スポーツ」が伝えた。

 現役時代のゾラ氏は、小柄ながら卓越したテクニックでイタリア屈指のアタッカーとして活躍。1994年のアメリカ・ワールドカップでは途中出場で退場処分という苦い経験も味わったが、キックの精度は異次元。かつて「PKよりもFKを決めるほうが難しくない」という言葉を残した「小さな巨人」として知られている。

 ゾラ氏は、イタリア衛星放送局「スカイ・スポーツ」の「今までで最強の選手は?」という問いに回答。古巣ナポリの英雄であり、サッカー界の“永遠の問題児”でもあるマラドーナ氏を挙げた。さらに2人目として名指ししたのが、ブラジル代表として活躍したロナウド氏だ。

「対戦したことのある選手の中で、もっともそのレベルに近かったのはロナウドだろう。私がプレーした日々のなかで、最も印象的な選手だった。彼とはフランスで行われた代表チームの試合で対戦したことがあるけど、僕らは十分に上手くやったにもかかわらず、彼のレベルは別次元だった。彼は他の選手を上回るフィジカルとスキルを持ち合わせていた」

 同様の企画で、元イタリア代表DFアレッサンドロ・コスタクルタ氏もロナウドの名前を挙げている。ゾラ氏は長らくイングランド・プレミアリーグのチェルシーでプレーしていたため、クラブレベルでの対戦は多くなかった。それでも、母国イタリアのリーグを席巻した怪物ロナウドは、この世代の選手たちにとって別格の存在だったようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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