シティMFギュンドアン、新型コロナで中断も…リバプールの優勝に賛成 「僕としてOKだ」
新型コロナの影響でリバプールの優勝危機も…宿敵MFは「フェアである必要がある」
マンチェスター・シティのドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンは新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中断中のプレミアリーグで、2位に勝点25差をつけて首位を独走しているリバプールにタイトルにタイトルが与えられることが「公平」だと語った。
プレミアリーグは新型コロナウイルスの影響から少なくとも4月30日までの中断が決定している。リバプールは中断時点で27勝1分1敗、勝点82を獲得。1試合消化の少なかった2位シティ(勝点57)に25ポイントの差をつけていた。
リバプールにとっては1989-90年のフットボールリーグ優勝以来となる悲願のイングランド1部リーグ制覇が目前の状況だったが、シーズンはやむなく中断。このままシーズンが完了されなければ、タイトルや昇降格チームが該当なしとなる可能性も指摘されている。
そうしたなかで、シティに所属するギュンドアンはリバプールがタイトルを手にするのにふさわしいクラブだと考えているようだ。ドイツ公共放送「ZDF」のインタビューで「僕としては(リバプールにタイトルが与えられるのは)OKだ。スポーツパーソンとして、フェアでいる必要がある」と持論を展開した。
ギュンドアンは「このままキャンセルとなったら、素晴らしいシーズンを過ごしてきたクラブにとっては決していいことではない。逆に言えば、降格圏にいたようなあまりいい出来ではなかったクラブにしてみれば、中断は好都合だったかもしれない」とクラブの置かれた状況によって意見は分かれるとことだとした上で、圧倒的な強さを示してきたリバプールにタイトルが与えられることは「公平」だと主張していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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