アーセナルOB、今季プレミア独走のリバプールは別次元と主張 「無敗優勝よりも…」

アーセナル在籍時のエマニュエル・プティ氏【写真:Getty Images】
アーセナル在籍時のエマニュエル・プティ氏【写真:Getty Images】

仏代表MFプティ氏は無敗優勝のアーセナルよりも上と持論を展開「何か違うと感じる」

 アーセナルOBの元フランス代表MFエマニュエル・プティ氏は、今季のプレミアリーグで首位を独走するリバプールについて、無敗優勝を達成した古巣よりも強いと述べている。英紙「デイリー・ミラー」が伝えた。

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 2003-04シーズン、当時のアーセン・ベンゲル監督率いるアーセナルは無敗(26勝12分)でリーグ優勝という偉業を達成。また、2004年10月24日のマンチェスター・ユナイテッド戦(0-2)で敗れるまで、プレミアリーグ歴代最多の49戦負けなしという記録も打ち立てた。

 一方のリバプールはユルゲン・クロップ監督の下で昨季にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝を果たし、今季もリーグ戦で絶好調。新型コロナウイルスによりシーズンが一時中断される前までの成績は29試合27勝で、2位の王者マンチェスター・シティに25ポイントの大差をつけて、トップに立っている。

 1997~2000年にアーセナルでプレーしたプティ氏は、「自分の昔のチームメイトをとてもリスペクトしているが、ここ2年間にリバプールのやってきたことを見ると、(より素晴らしいと思う)。人々は彼らに今、彼らに注目している。なぜなら、彼らはCLトロフィーを手にしたからだ。でも、本当はここ2、3年間ずっと今のようにやってきていた」と述べ、さらにこう続けている。

「両チームとも歴史上、素晴らしいチームであるが、私はリバプールのほうが何か特別なものを持っていると思う。説明するのは難しいが、無敵のアーセナルを見てた時には同じようには感じなかった。アーセナルの無敗優勝よりも、私を驚かせている」

 プティ氏は「もちろん、アーセナルのファンはこれを聞いて嬉しいとは思わないだろう」としつつも、「正直にならなければならない。このチームのモチベーション、インテンシティー、多くの才能あふれる選手を見ると、彼らは何か違うと感じるんだ」とリバプールへの称賛を惜しまなかった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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