南野所属のリバプールが新たなコロナ対策 ウェブ経由の“自宅集団トレ”実施と海外報道
最低でも4月30日までリーグ中断のなかで、コンディション維持へ新たな練習法導入へ
新型コロナウイルスの感染拡大により、世界中のサッカーの公式戦がストップした状況となっている。そのなかで、再開がどこよりも待ち遠しいクラブの一つが日本代表MF南野拓実の所属するリバプールだろう。スペイン紙「AS」によると、チームはコンディションを保つために来週から「在宅でのグループトレーニング」を開始するのでは、と伝えている。
現在イングランドはボリス・ジョンソン首相の声明によってロックダウン(都市封鎖)状態。そのため、プレミアリーグ各クラブは選手のコンディションを維持するための方法を模索している。そのなかでリバプールはトレーニング施設のメルウッドを2週間前に封鎖。その直後に個別のトレーニングプログラムを配布し、選手それぞれのホームジムなどで取り組んでいた。
しかし、リーグは最低でも4月30日までの再開がないことを決定している。それもあって各クラブはさらなる対応を求められており、ウェストハムは必要とする選手に練習場からフィットネス機器を提供するなどしている。
そして、リバプールの選手もインスタグラムなどで“自宅自主トレ”の様子を披露しているが、クラブ側としてフィットネスを維持するために、ビデオリンクを通じて集団でのトレーニングを実施するのだという。
これによって離れ離れになっている選手のモチベーションを維持する狙いがあるとのことで、団結力を高めようとの狙いがあるようだ。人心掌握術に優れるユルゲン・クロップ監督らしいアイデアは、果たして実現の時を迎えるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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