元イングランド代表DFが語る“究極の右SB”とは? 「2人をかけ合わせれば最強の選手ができる」

DFアーロン・ワン=ビサカ(左)とDFトレント・アレクサンダー=アーノルド【写真:Getty Images】
DFアーロン・ワン=ビサカ(左)とDFトレント・アレクサンダー=アーノルド【写真:Getty Images】

ファーディナンド氏、アレクサンダー=アーノルドとワン=ビサカの定位置争いに言及

 かつてマンチェスター・ユナイテッドなどでプレーした元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏は、古巣のイングランド代表DFアーロン・ワン=ビサカと、リバプール所属で同じくイングランド代表のDFトレント・アレクサンダー=アーノルドをかけ合わせれば、右サイドバックの“究極のマシン”になると語った。英紙「デイリー・メール」が報じている。

 22歳のワン=ビサカは、昨夏にクリスタルパレスから5000万ポンド(約64億円)のビッグディールでユナイテッドに加入すると、今季の“赤い悪魔”の右サイドで重要な役割を担っている。一方、21歳のアレクサンダー=アーノルドはリバプールのユース育ちで、2016年にトップチームデビューを果たして以降、昨季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇に貢献するなどの活躍を見せている。

 イングランド代表としては、アーノルドのほうが同国最高の右サイドバックとの呼び声が高く、将来性が期待されている。しかし、両選手の“先輩”であるファーディナンド氏は、ワン=ビサカがギャレス・サウスゲイト監督が率いるイングランド代表の、右サイドバックのスタメンを争うライバルになれる存在だと考えているようだ。ファーディナンド氏は自身の公式インスタグラムでQ&Aを実施したなかで、このように語っている。

「アーロン・ワン=ビサカとトレント・アレクサンダー=アーノルドの2人をかけ合わせれば、最強の選手ができるだろう。アーロン・ワン=ビサカの1対1は素晴らしい。どんな相手もかわすことのできる(ラヒーム・)スターリングでさえ、ワン=ビサカが相手の時は苦しんでいる。彼は1対1の時、フィジカルで勝負してくる。追いかけてくるし、スライディングもするし、少しでも逃げられそうになればさらにトップギアに入る。しかもカバーも非常に上手く、ユナイテッドの3バックの右側で素晴らしい仕事をしてくれると思う」

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