スペイン、中断期間を無期限に延長 リーガが声明「健康に害がないと政府が判断したうえで…」
元レアル会長のロレンソ・サンス氏がコロナ感染で亡くなるなど国内で深刻な状況
スペインプロサッカーリーグのリーガ・エスパニョーラとスペインサッカー連盟(RFEF)は23日、「健康に害がないと政府が判断したうえで再開可能と認めるまでは、プロサッカーリーグを開催しない」と公式声明を発表した。
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スペインでは新型コロナウイルスの感染被害がイタリアに次いで欧州で2番目の多さと深刻な状況で、現地時間22日までに死者数は1720人に達したと報じられた。
スペイン政府が現地時間14日、15日間の非常事態宣言を出し、リーガもすぐに2週間の中断が発表。さらに22日には非常事態が4月11日まで延長される方針も明らかとなった。
こうした状況を鑑みて、スペイン国内ではサッカーリーグの中断期間を無期限に延長する方針となったようだ。ラ・リーガは23日に以下のように公式声明を発表した。
「LaLigaとスペインサッカー連盟(RFEF)の合意で、健康に害がないと政府が判断したうえで再開可能と認めるまでは、プロサッカーリーグを開催しないという結論に至った事をご報告いたします」
22日にはレアル・マドリードの元会長であるロレンソ・サンス氏がコロナウイルスに感染し、亡くなったとしてスペインに大きな衝撃を与えていた。
リーグ戦で首位を走るバルセロナもすでにクラブの全活動を停止するなど、新型コロナウイルスの脅威はサッカー界にも深刻な影響を及ぼしている。サッカーのない週末が今後もしばらくは続くことになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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