大物代理人ライオラ氏、“顧客”のレアル移籍示唆 「最高の選手を連れていきたい」
ポグバやハーランドを抱えるライオラ氏が「この夏にトライする」と発言
多くのスター選手を顧客に抱える代理人のミノ・ライオラ氏が「レアル・マドリードに最高の選手を連れていきたい」と発言して話題になっている。スペインメディアもマンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバやドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランド移籍への布石かと色めき立っている。
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ライオラ氏はスペイン紙「マルカ」のインタビューで「レアル・マドリードに最高の選手を連れていきたい。この夏にトライする」と発言。「ロス・ブランコス(レアルの愛称)との関係は良好だ。(ゼネラル・マネージャーの)ホセ・アンヘル・(サンチェス)とは連絡を取り合う仲で、彼とフットボールの話をするのは楽しい」とレアルと密接な関係を築いていると主張し、夏の移籍マーケットでの動きを示唆した。
ライオラ氏はポグバやハーランドなどレアルへの移籍の噂が浮上している選手を顧客に抱えているだけに、その動向は注目を浴びている。「マルカ」もライオラ氏の発言により「ポール・ポグバやアーリング・ハーランドといった選手の将来に関する憶測が増加するだろう」と今後のさらなる動きに期待を寄せた。
ただし、ライオラ氏も現時点では大物2人の移籍に関する明言は避けている。古巣ユベントスへの復帰も噂されるポグバについては「何が起こるかは言えない。今日の時点では何も分かっていない」と語り、今はマンチェスター・ユナイテッドでのプレーに集中していると強調した。
またハーランドに関しても、ライオラ氏は「まだ改善の余地はある」とし、「彼がザルツブルクを去ったのは正しいタイミングではなかったと思っている」と性急なステップアップは禁物だとの考えを示したうえで、「今夏にドルトムントを去ることはないと思う」とコメントしている。
名門レアルへ選手を送り込みたいと考えているライオラ氏だが、選手の移籍のタイミングは慎重に見極めているようだ。新型コロナウイルスの影響で各国リーグ戦が中断され、マーケットへの影響も心配されるが、今夏にビッグネームの移籍は実現するのだろか。
(FOOTBALL ZONE編集部)