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U-17日本代表FW所属のスイス1部シオン、元Jリーガーら9選手を“一方的解雇”で波紋
FW若月所属のシオンが決断、新型コロナの影響で元JリーガーFWドゥンビアらが対象
U-17日本代表FW若月大和の所属するスイス1部リーグのFCシオンは新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた収入減を理由に、所属する9選手を事前通告なしに解雇したとして波紋を呼んでいる。柏レイソルや徳島ヴォルティスでプレー経験のあるコートジボワール代表FWドゥンビア・セイドゥ、元アーセナルのMFアレックス・ソングらが解雇の対象となった。
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欧州で新型コロナウイルスの感染が広がるなか、スイスリーグは2月中にいち早く中断が決定。イングランド・プレミアリーグなどと同様に4月30日までに予定されている試合は全て延期されている。
そうしたなかでスイス紙「ブリック」によれば、シオンはクラブの収入減少を理由に選手たちに給与カットを提案。クラブは最大1万2350スイスフラン(約140万円)の短期契約を提示したものの、これを拒否したキャプテンのコートジボワール代表MFザビエル・クアシら9選手を事前通告なしに解雇されたという。
解雇された選手には元Jリーガーのドゥンビアや元カメルーン代表MFソング、スイス代表DFヨハン・ジュルー、スイス代表MFパイティム・カサミといったプレミアリーグで活躍した選手も含まれていることもあり、英紙「デイリー・メール」もこのニュースを報じている。
シオンは今回の解雇を新型コロナウイルスの影響を受けた「不可抗力」の収入減によるものであると主張しているが、このクラブ側の一方的な決定は今後も波紋を広げていきそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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