名将乱立の来季チェルシー新監督候補 現イタリア代表指揮官が急浮上!
EURO後に退任のコンテ監督 ユベントス3連覇の実績を引っ提げプレミアに上陸?
チェルシーの来季新監督候補に、現イタリア代表指揮官のアントニオ・コンテ氏の名前が急浮上した。今季ここまで13位と低迷する“ブルーズ”は、ジョゼ・モウリーニョ前監督に続くチームの顔として、イタリア人指揮官に白羽の矢を立てたようだ。英地元紙「デイリー・メール」が報じている。
コンテはすでにイタリアサッカー連盟に対し、6月の欧州選手権(EURO)後に代表監督の座を退くことを伝えたとされており、再びクラブでの指揮に関心を示しているという。地元イタリアではACミランやローマの新監督就任という噂もあったが、最新のレポートではコンテ監督がイタリア国外での仕事に意欲を燃やしており、その行き先がイングランドになるのではと報じられている。
そのコンテ監督の行き先として、最有力候補となっているのが昨年12月にモウリーニョ前監督と契約解除したチェルシーのようだ。現在はフース・ヒディンク監督がチームを率いるが、シーズン終了後に新監督を迎えることが既定路線となっている。すでにコンテとチェルシーは話し合いの機会を持っているとされ、今季終了後にすぐEUROに向けたイタリア代表の活動が始まることから、その前に再び交渉の場が設けられると推測されている。
モウリーニョ前監督の解任後、これまでにチェルシーの新監督にはバイエルン・ミュンヘンのジョゼップ・グアルディオラ監督やユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督、トットナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督、ストークのマーク・ヒューズ監督など、次々に新たな名前が挙げられてきた。そこにユベントスを3連覇に導くなど、クラブレベルで成功を収めた46歳のイタリア人監督の名前も加わることになった。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images