「学べることは特権」 レアル神童ヴィニシウスに影響を与えた“先輩選手”とは?
「初日から僕を助けてくれた」 ヴィニシウスがベンゼマへの信頼のエピソードを語る
19歳にしてレアル・マドリードで活躍するブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが、英誌「フォー・フォー・トゥー」で敬愛するチームメイトについて明かした。多くのブラジル出身選手が在籍するなか、「彼から学べることは特権」と意外な選手の名前を挙げている。
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2018年夏にフラメンゴからレアルに移籍したヴィニシウスは、18歳にもかかわらず加入初年度からトップチームで31試合に出場。2年目となった今季は順調に出場機会を伸ばし、28試合に出場して4ゴール3アシストをマークしている。3月1日に行われた注目のクラシコでは、バルセロナを相手に先制点を奪い2-0での勝利に貢献。一気に世界的な注目を浴びる存在となっている。
ヴィニシウスが移籍後すぐに活躍できた理由にはチームメイトのサポートが欠かせなかったようで、「フォー・フォー・トゥー」誌に対してエピソードを明かしている。
「ベンゼマは初日から僕を助けてくれて、最高の決断を下す方法をアドバイスしてくれた。そして、一緒にプレーする時はいつも落ち着いて集中するように言ってくれるんだ。アトレティコ・マドリード戦でボールを奪われるようになり、失点を許してしまったことがあったが、彼は少しの間ポジションを入れ替えようと言ってきた。それから少ないポゼッションでもボールを受けられるようになり、自信を取り戻した僕はゲームから消えずに済んだんだ。僕らがやったことは完全に機能した」
元フランス代表FWカリム・ベンゼマへの信頼の証に続き、ヴィニシウスは敬愛の念についても口にしている。
「彼はレアルに10年以上も在籍している経験豊富な選手。だからこそ、彼から学べることは特権なんだ」
ベンゼマのように経験豊富な選手から吸収することが、神童ヴィニシウスの成長につながっているようだ。