「判断の難しさを実感」 マルセイユ酒井、左足首を手術…長友ら代表戦士が続々エール

マルセイユDF酒井宏樹【写真:AP】
マルセイユDF酒井宏樹【写真:AP】

自身のSNSで手術に踏み切ったことを報告 全治は2カ月ほどか

 フランス1部マルセイユの日本代表DF酒井宏樹が、公式インスタグラムを更新した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、各国のリーグが中断したり、今夏の欧州選手権(EURO)やコパ・アメリカの延期が決定するなど、サッカー界は混乱に陥っている現状。そんななか、この中断期間を利用して、酒井は左足首の手術に踏み切ったようだ。自身のSNSで「しっかり治します!」と報告している。

 酒井はハノーファーから2016年にリーグ・アンの名門マルセイユへ加入。主力として定位置を確保し、今季で4シーズン目を迎えている。だが、今年に入ってからは負傷の影響もあり徐々に出場機会が減っていた。

 チームは首位パリ・サンジェルマン(PSG)とは勝ち点12差ながら2位につけており、好調をキープ。それでも、欧州で拡大する新型コロナウイルスの影響を受けて、3月6~8日に開催された第28節を最後にリーグ戦の中断が続いている。

 そんななか、酒井は自身のSNSを更新。病院で笑顔の写真を公開し、「リーグ中断期間を利用して半年間痛めていた足首を手術しました」と左足首の手術に踏み切ったことを報告した。長年苦しんできた負傷だったため、「改めてプレーできる痛み出来ない痛みの判断の難しさを実感しました。自分の身体に感謝ししっかり治します!」と、治療に専念することを明らかにしている。フランスのサッカー専門誌「フランス・フットボール」によると、離脱期間は2カ月弱だという。

 シーズン終盤の離脱が決定した酒井に対して、日本代表戦士からは続々と励ましのメッセージが届いている。セレッソ大阪MF清武弘嗣は「ひろき頑張れ!応援してるで」と後押しし、トルコ1部ガラタサライDF長友佑都は「Forza Hiroki(頑張れ宏樹)」、ドイツ2部ザンクトパウリMF宮市亮も「お大事に」と激励の言葉を綴った。スペイン2部FW岡崎慎司やベルギー1部ヘンクFW伊東純也も絵文字で反応するなど、酒井の決断にエールを送っている。

 新型コロナウイルスは世界中で多大な影響を及ぼしているが、酒井にはこの中断期間にしっかりと休養してもらいたい。

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