レアル、ジダン監督の解任論が現地浮上 来季に向け始動、次期監督の最有力候補は?
リーグあるいはCLタイトルを奪取できなければジダン監督は解任 クラブは次期候補探しへ
レアル・マドリードは8日に行われたベティス戦(1-2)に敗れ、バルセロナに首位を明け渡してしまった。このままスーペルコパ以外のタイトルを取れなければ、ジネディーヌ・ジダン監督を解任して前トットナム監督のマウリシオ・ポチェッティーノ氏を招聘すると、スペイン紙「マルカ」が報じている。
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レアルは第26節に行われたエル・クラシコでバルセロナに勝利して首位に立ったが、続く第27節でベティスに敗れ再びライバルに首位を明け渡すことになった。今季は1月12日に行われたスーペルコパ決勝でアトレチコ・マドリードに勝利して(4-1)無冠こそ逃れているものの、リーガ・エスパニョーラあるいはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のタイトルを獲得できなければ、ジダン監督の首は危ういと同紙は主張する。
また時折、現場介入するフロレンティーノ・ペレス会長にジダン監督は嫌気がさしているという。それゆえ、何かしらのタイトルを獲得できたとしても自ら辞任を申し出る可能性があるようだ。
そういった状況のなかクラブは水面下で次期監督探しを行っているようで、ポチェッティーノ氏と連絡を取ったという。レアルはポチェッティーノ氏に監督就任を要請した過去があるだがタイミングが合わず、これまでは実現に至らなかった。しかしながら良好な関係は続けているようで、エルネスト・バルベルデ監督を解任したバルサがポチェッティーノ氏にオファーを出したが、将来的にレアルで指揮することを考慮したポチェッティーノ氏はそのオファーを拒否したと言われている。
ポチェッティーノ氏の就任はレアルの成績次第となりそうだが、これまで噂されたどのタイミングよりも可能性は高いと見られているようだ。