「欧州で活躍する日本のゴールデンボーイ」 4人の“サムライ”を海外特集「記者を驚かせた」
久保、鎌田、鈴木、冨安を「今季インパクトを与えている日本人選手」として紹介
いまや多くの日本人選手が欧州のクラブに在籍しており、5大リーグで主力を張る選手も少なくない。近年の台頭を受け、海外メディアは「久保建英から冨安健洋まで。欧州で活躍する日本のゴールデンボーイ」と見出しを打ち、欧州でインパクトを与えている4人の日本人選手を特集している。
記事では、「若手という観点から大きな進歩を遂げている代表チームがあるとするなら、それは日本だ」と取り上げ、「実際多くの若手日本人が欧州の舞台で頭角を現しており、今年だけでも何人も欧州に参戦し、記録的な早さで主力に定着した選手もいる」と説明している。
「様々な欧州リーグで若手日本人が示すクオリティーは五輪代表と将来の日本代表に希望を与えているが、真のゴールデンボーイと評される選手は誰なのか? 今季インパクトを与えている日本人選手は少なからず4人いる」と打ち出し、マジョルカのMF久保建英、フランクフルトのMF鎌田大地、シント=トロイデンのMF鈴木優磨、ボローニャのDF冨安健洋の名を挙げている。
久保については「明確な理由でリストの1人目に挙げられるのが久保だ。日本代表で最もクリスタルな才能を備えている。ジダンは彼をとどめたいと考えていたが、久保は欧州サッカーに適応するべきローン移籍を決断した」と説明し、「予測不可能なプレー、スピード、危険性など、Jリーグで証明したすべての資質を示した」と称賛している。
鎌田については「今季ドイツでセンセーショナルなブレークを果たしている」とし、「特に欧州の舞台で際立った存在だ。(UEFAヨーロッパリーグの)アーセナル戦では2ゴール、ザルツブルク戦ではハットトリックを達成した」と振り返った。鈴木に関しては移籍後、負傷もあって適応に苦しんだが、「本来の状態を取り戻してからはチームで最も重要な選手の1人となった」と綴り、オーバーエイジでの「五輪選出に強く勧める」と進言している。