新型コロナ拡大のイタリア、UEFAに日程緩和を要請 EURO開幕の2週間延期も提案か
コロナウイルス感染者が膨れ上がり、国内の公式戦を延期や無観客で対応
欧州サッカー界は今夏に4年に1度の欧州選手権(EURO)が開催予定となっているが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて各国がリーグ戦を延期や無観客試合で実施。なかでも日程に苦しむイタリアが、欧州サッカー連盟(UEFA)に日程緩和の要請を行っているという。イタリア紙「ラ・レプブリカ」が報じている。
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イタリアでは新型コロナウイルス感染者が世界上位にのぼるほど発生。それによりリーグ戦やコッパ・イタリアの試合が延期となり、無観客試合で実施される試合も出てきている。一方で、今夏にEUROが開催される関係で今季は5月24日の終了を基本的には守らなければならない。
しかしながら、イタリアの現状はこれを遵守するのが困難になりつつある。そのため、イタリアはUEFAに対して2週間のスケジュール緩和を要請。また、今回のEUROは史上初の試みとなる欧州での横断的な開催となっていることからも、開幕の2週間延期も合わせて提案しているという。
先日にはUEFAがEUROの延期を真剣に検討しているとも報じられた。リーグ戦を最終節まで消化できるかも不透明な見通しのイタリアを中心に、現状ではドイツやフランスでも感染者数は増加中。EUROが予定通りの開催をできるのか、また観衆の熱狂の中で行われるのかどうかも予断を許さない状況だと言えそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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