久保建英のレアル帰還は? ジダン監督の「ウーデゴール方式」採用を現地紙指摘
エイバル戦で今季3ゴール目を決めた久保、ジダン監督が「嬉しい悲鳴」
スペイン1部マジョルカの日本代表MF久保建英は、現地時間7日のリーガ・エスパニョーラ第27節エイバル戦(2-1)で貴重な追加点を挙げ、今季アウェー初勝利に貢献した。保有元のレアル・マドリード帰還が噂される久保について、スペインメディア「エル・デスマルケ」はレアルのジネディーヌ・ジダン監督が「嬉しい悲鳴」と伝えつつ、「“ウーデゴール方式”を繰り返す可能性」を指摘した。
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2月21日の第25節ベティス戦(3-3)で1得点1アシストの活躍を見せた久保は、ヘタフェ戦(0-1)でも存在感を発揮。エイバル戦で3試合連続スタメンを飾ったなか、前半41分に自ら仕掛けてFKを獲得し、これをMFダニ・ロドリゲスが決めてマジョルカが先制した。
さらに後半33分、マジョルカのカウンターからMFアレハンドロ・ポソが持ち上がると、ペナルティーエリア手前でパス。ボールを受けた久保は右に持ち出して右足を振り抜くと、低弾道のシュートは相手に当たって左ポストを直撃し、そのままゴールに吸い込まれた。
久保は今季3ゴール目を叩き込み、マジョルカの今季アウェー初勝利に大きく貢献したなか、スペインメディア「エル・デスマルケ」は「マーケットでジダンに別の悩みの種:最高の活躍と空席のなさ」と見出しを立て、久保の去就について触れている。
現在レアルからマジョルカに期限付き移籍している久保の保有権はレアルにある。記事では「クボは今夏レアル・マドリードへ戻り、ジネディーヌ・ジダン、フロレンティーノ・ペレスともに、チーム運営に“問題”を抱えることになる」と言及。攻撃陣の空きがないレアルの現状を受けて、ジダン監督の「嬉しい悲鳴」と表現しつつ、久保の苦しい立場を伝えた。