チェルシーのダイナモが42億円で、”破談続き”の中国クラブに移籍か

ドルトムント獲得の噂も初のアジア進出へ

 チェルシーのブラジル代表MFラミレスが、出場機会を求めて中国へ旅立つのが時間の問題となっているようだ。今冬に、欧州から実績あるスター選手の補強に積極的な動きを見せている中国1部・江蘇蘇寧が、2500万ポンド(約42億5000万円)を用意してチェルシーのダイナモ獲得間近であると、衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じている。

 ラミレスは2010年にポルトガルの強豪ベンフィカからプレミア王者に加入。中盤なら中央でもサイドでもプレー可能で、無尽蔵のスタミナを生かし、攻守両面で高い貢献度を示してきた。そして、昨年10月には新たな4年契約にサインしたばかりだった。

 昨季はチェルシー加入以来、最も少ないリーグ戦23試合出場にとどまるなど出番を減らしていた。それでも今季は、12月にジョゼ・モウリーニョ前監督が解任されるまで10試合出場で2得点を記録するなど、不調のチームの中でも気を吐いたが、フース・ヒディンク監督就任後には再びベンチが定位置となっていた。

 ラミレスに対しては、日本代表MF香川真司所属のドルトムントが興味とも噂されていた。しかし、レポートによれば、40億円を超える高額オファーを受け入れ、アジア初進出が近づいているという。

 

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