物議を醸すC・ロナウドの相手DFへの”蹴り” 今季5度目の蛮行に批判高まる

もも裏を蹴られ憤怒するベティスDF

 レアル・マドリードのFWクリスティアーノ・ロナウドは、24日に敵地で行われた第21節ベティス戦で相手DFフランシスコ・モリネロをボールと関係ない場面で蹴りつけるという今季5度目の暴力行為を犯し、スペイン国内で再び物議を醸している。地元紙「AS」が報じている。

 ロナウドは1-1のドローに終わったベティス戦の後半に、またもや危険な行為に出てしまった。攻撃の場面でドリブルでボールを運ぶと中盤の選手に一旦ボールを預け、前に出る。その際に交錯したモリネロのもも裏に右足で蹴りを入れていた。モリネロが倒れこむ一方、ロナウドは何事もなかったのをアピールするように両手を広げた。

 試合後のモリネロは憤怒の表情だった。「足で蹴ってきた。ロナウドの醜い所作だ。レフェリーが見ていたとするなら、暴力行為だ」と語り、ノーファウルに終わったストライカーの蛮行を告発。そして、さらに続けた。

「僕もファウルを犯した。聖者ではないからね。でも、ボールはそこになければいけない。ボールのない場面だったとしたら、不法だ」

 

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