「酒を飲んで祝った」 アーセナル英雄、リバプールの無敗記録ストップに“歓喜”
レイ・パーラー氏が地元メディアのインタビューで告白
アーセナルのレジェンドである元イングランド代表DFレイ・パーラー氏は、先週末のプレミアリーグ第28節ワトフォード戦でここまで快調だったリバプールが0-3で敗れ、古巣の無敗記録が守られた際、お酒を飲んでお祝いしたという。英メディア「スポーツレビュー」が伝えている。
アーセナルは2003-04シーズンに無敗優勝という偉業を達成。また、2004年10月24日のマンチェスター・ユナイテッド戦(0-2)で敗れるまで、プレミアリーグ歴代最多の49戦負けなしという記録も打ち立てた。
今季、この記録更新を期待されたのが首位を独走するリバプール。ところが、ワトフォードに敗れたことで、連勝記録は「18」、無敗記録も「44」でストップすることとなった。
アーセナルが無敗優勝を果たした際にチームの一員だったパーラー氏は、英ラジオ局「talkSPORT」のインタビューで、リバプールが敗れた際に喜んだかと聞かれると、「もちろんだ! あの夜は何杯か酒を飲んで祝ったよ! 記録とは破られるためにあるものだが、もし逆の立場だったら、リバプールの選手は私たち(アーセナル)に負けて欲しいと思うだろうからね!」と答えた。
その一方で、「記録はそれほど大事ではない」ともコメント。「確かに素晴らしい記録だし、私も非常に誇りに思っているが、一番大事なのはリーグで優勝するということ。リバプールはきっと優勝するだろう。シーズンが開幕した時の目標はリーグ制覇をすることで、無敗記録を達成することではない。無敗とはただのボーナスだ」と続けた。
現在、勝ち点79で2位マンチェスター・シティに22ポイントの大差を付けて首位を走るリバプール。この敗戦でつまずくことなく、悲願のプレミアタイトルに向けて突っ走ってもらいたい。
(FOOTBALL ZONE編集部)