怪物ロナウド、“銀河系”レアル時代の“高速シザース弾”に再注目 「この男は神だった」
リーガ公式SNSが公開、2002-03シーズンにロナウドが決めたゴラッソ動画
1990年代半ばから2000年代にかけて世界を席巻したストライカーの1人が、“怪物”の異名で知られた元ブラジル代表FWロナウドだろう。高速ドリブルと卓越したテクニックを武器に、数多くの印象的なゴールを決めてきた。リーガ・エスパニョーラ公式インスタグラムは、ロナウドがレアル・マドリード加入1年目の2002-03シーズンに見せた“高速シザース”からのゴラッソ動画を公開。ファンから「マーベラス」「天才」など称賛の声が上がった。
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ロナウドはバルセロナ在籍時の1996-97シーズンに、リーガで37試合34得点の活躍を見せて得点王を獲得。世界的スターの仲間入りを果たした。その後インテルに移籍し、世界最強FWとしての地位を確立するものの、膝の大怪我により苦難も味わった。
そんなロナウドが復活を遂げたのが、ブラジル代表として世界一に輝いた2002年日韓ワールドカップであり、大会後に移籍したレアルだった。元フランス代表MFジネディーヌ・ジダンや元ブラジル代表DFロベルト・カルロスらを擁し、“銀河系軍団”と呼ばれたチームで背番号11をつけたロナウドは、加入1年目に31試合23得点をマーク。今回、リーガ公式インスタグラムが公開したのは、そんな復活のシーズンに決めた1ゴールだった。
アウェーでのアラベス戦、カウンターから敵陣左サイドでパスを受けたロナウドはドリブルを開始。マーカーとの距離を測りながらステップを踏むと、ペナルティーエリアに差しかかったところで、右→左→右→左と4度シザースフェイントを繰り出して縦にボールを持ち出すと、シュートコースが限られたなかで左足を振り抜き、逆サイドネットに突き刺した。
この映像が投稿されると、コメント欄では多くのファンが反応。「驚くべきゴール」「元祖ロナウド」「レジェンド」「私が見たなかで最高」「マーベラス」「天才」「史上最高の9番」「この男は神だった」など数々の称賛の声が上がっていた。2011年に現役引退を発表したロナウドだが、月日が経過した現在でも現役時代に見せたスーパープレーは色褪せていないようだ。