ペップ監督、シティCL優勝へ油断なし レアルに先勝も…「ジダンは分析してくる」

マンチェスター・シティのグアルディオラ監督【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティのグアルディオラ監督【写真:Getty Images】

敵地でレアルに2-1逆転勝利、CL8強へ前進も「第2戦は異なるものになる」と警戒

 マンチェスター・シティは現地時間26日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第1戦でレアル・マドリードとのアウェー戦に臨み、2-1の勝利を収めた。先勝を飾ったシティだが、指揮官のペップ・グアルディオラ監督は第2戦に向けて、気を引き締めている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が伝えた。

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 シティは後半15分に先制を許す苦しい展開を強いられたもの、終盤に猛攻を仕掛けた。同33分にベルギー代表MFケビン・デ・ブライネのアシストからブラジル代表FWガブリエル・ジェズスがヘディングシュートを決めると、同38分にはデ・ブライネがPKを決めて逆転に成功。貴重なアウェーゴールを二つ奪っての勝利で、第2戦に向けて大きなアドバンテージを得た。

 グアルディオラ監督は、「もちろん結果には満足しているが、パフォーマンスも良かった。彼らは非常に良い立ち上がりを見せ最初の10分から15分は、我々はボールを奪うことができなかった。しかし、この(最初の)15分間以降は、我々は本当に良かった」と試合を振り返っている。

 ただ、「今日は我々はハッピーだが、まだ終わっていない。彼らの経験と歴史からして、全てを克服することができるクラブが世界でひとつあるとすれば、それはこのクラブ(レアル)だ。我々の選手たちが(次も)良いパフォーマンスをして、突破できることを願う」と語る。

「(レアル指揮官のジネディーヌ・)ジダンと彼のスタッフは間違いなく今日の我々のプレーを分析するので、第2戦は異なるものになるだろう。我々は注意深く、彼のやろうとすることに警戒しなければならないし、素早く適応し、試合に勝つよう努力する必要がある」と気を緩めなかった。

 第2戦は3月17日にシティの本拠地エティハド・スタジアムで開催予定。プレミアリーグではリバプールに大きな差をつけられているシティだが、果たして強豪レアル相手を制し、悲願のCL制覇へ望みをつなぐことはできるのだろうか。

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