チェルシーが年俸10億円で強奪!? 来季の新監督候補にユベントス指揮官が急浮上
”石油王”の札束攻勢 代理人と接触し2倍の年俸を提示か
チェルシーが来季の新監督候補に、ユベントスを率いるマッシミリアーノ・アッレグリ監督を一番手とし、現在の2倍となる年俸10億円を提示して強奪する可能性が急浮上している。英地元紙「サン」が報じている。
チェルシーの名物会長ロマン・アブラモビッチ氏が、来季の覇権奪回に動いた。ミランとユベントスでリーグ優勝を達成し、昨季ユベントスをバルセロナとのUEFAチャンピオンズリーグ決勝まで導いたイタリアの名将の招聘を強化部に命令。今月初めに代理人と接触したとレポートされている。オイルマネーを武器とするアブラモビッチ会長は、アッレグリ監督に現在の2倍に当たる年俸600万ポンド(約10億円)の札束攻勢で引き抜きを図る模様だという。
チェルシーは現在、昨季のリーグとリーグ杯優勝の二冠から、一転して成績不振に陥った。ジョゼ・モウリーニョ前監督は解任され、フース・ヒディンク氏に2008-09シーズン以来2度目の暫定監督に就任したばかり。ただ69歳と高齢であり、アブラモビッチ氏と親交があったことによるシーズン終了までのつなぎ的な存在で、来季続投となる可能性は低いと見られている。
アトレチコ・マドリードを率いるディエゴ・シメオネ監督も後任候補だったという。アルゼンチンの闘将は前任者の”スペシャル・ワン”同様に選手に緊張感をもたらすスタイルであり、この点についてアブラモビッチ会長が危惧。対照的にアッレグリ監督は、選手と対話する冷静な手法を用いると分析されている。
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