ジダン監督、衝撃”キック被害”が反響拡大 「打撃の犠牲者」「顔面が波打つのが…」

アクシデントに見舞われたレアルのジダン監督【写真:Getty Images】
アクシデントに見舞われたレアルのジダン監督【写真:Getty Images】

セルタ戦、相手DFエイドゥのタックルを食らって交錯 倒れる際にスパイクが顔面直撃

 レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督は、現地時間16日に行われたリーガ・エスパニョーラ第24節セルタ戦(2-2)で相手選手から強烈タックルを受け、「顔面キック」を食らった。この決定的瞬間の反響が拡大し、「ジダンが打撃の犠牲者になった」「顔面が波打つのが見られた」と報じられている。

 この日、負傷で長期離脱していたベルギー代表MFエデン・アザールがスタメン出場したレアルだが、前半7分に被弾。0-1と劣勢のなかで迎えた後半7分にドイツ代表MFトニ・クロースが同点ゴールを決めると、同20分にはPKでスペイン代表DFセルヒオ・ラモスが逆転ゴールを沈めた。しかし、終了間際の同40分に同点ゴールを献上し、2-2のまま試合を終えている。

 ただ、結果以上に注目を集めているのが、ジダン監督のハプニングだ。後半16分にセルタのガーナ代表DFジョセフ・エイドゥが猛スピードでボールを追いかけ、勢い余ってタッチライン際で見守っていたジダン監督と衝突。図らずも敵将の足元に強烈タックルを食らわせる形となり、倒れ込むジダン監督の顔面にエイドゥの足が直撃し、そのまま2人はピッチに倒れこんだ。

 ジダン監督に怪我はなかったものの、この“顔面キック”の決定的瞬間がソーシャルメディアで拡散され、話題となっている。

 英紙「ザ・サン」が「フランスのレジェンドは靴で蹴られ、顔面が波打つのが見られた」と伝えれば、アルゼンチンメディア「infobae」は「フランス人監督はジョセフ・エイドゥの打撃の犠牲者になった」とレポート。「AS」コロンビア版も「試合の逸話」と記した。

 また、英メディア「スポーツ・バイブル」は「ジダンが不慮の事故でセルタの選手に顔面キック被弾」と見出しを打ち、ジダンが試合後、報道陣に対して「大丈夫だ。彼は私と衝突したが、私はそこ(タッチライン)にいなければならなかった」と語ったことを報じている。

 想定外のアクシデントにより、セルタ戦はジダン監督にとって忘れられないゲームとなったかもしれない。

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