プレミアのVARは「変な感じがする」 イタリアの名将が疑問符「誰が決定権を…」

エバートンのカルロ・アンチェロッティ監督【写真:Getty Images】
エバートンのカルロ・アンチェロッティ監督【写真:Getty Images】

シーズン中にナポリからエバートンに移ったアンチェロッティ監督、VAR判定の違いに疑問

 イングランド・プレミアリーグのエバートンを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、母国イタリアのラジオ番組「アンキーオ・スポルト」に出演。プレミアリーグのVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)について「変な感じがする」という印象を話している。

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 アンチェロッティ監督は今季ナポリを率いてシーズンをスタートしたが途中解任。その後、間もなくしてエバートンの監督に就任した。それについては「私は私の道を歩み、彼ら(ナポリ)は彼らの道を行って、互いに上手くやっている。だから、ナポリ時代のことについては話したくない」と、その話題を拒否した。

 そうしたセリエAについての話題のほかで、テーマになったのはプレミアリーグのVARだった。他国のリーグとは違い、主審よりもVARの権限が強く感じられるような面があるシステムについて、アンチェロッティ監督は疑問を持っているようだ。

「VARはいくつかの問題を解決し、いくつかの問題を生み出したとも言える。私に残っている疑問は、誰が決定権を持ち、誰が持たないのかということだ。イングランドでは、VARが物事を決定する。私はそれについて、変な感じがする。チャレンジ制度が正しい道になるのかは確証がない。物事をさらに複雑化させるリスクを感じるからだ。すべてに納得しているわけではないが、VARは解決策の一つであり、時間も必要ということだろう」

 セリエAのVARでは、ワールドカップ(W杯)や今季から導入されるJ1について説明がされているように、最終的な決定権が主審にあることが明確化されている。しかし、プレミアリーグではしばしば、主審がVARから遠隔操作を受けているような場面に出くわす。それが、アンチェロッティ監督には疑問点になっているようだ。

 世界中で「良くも悪くもサッカーを変化させている」と言われるVARだが、導入されるリーグによる運用方法の違いもまた、現場に立つ監督や選手たちを困惑させている面があることが、シーズン中にリーグをまたいだアンチェロッティ監督の言葉からは浮き彫りになっている。

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