「香川は大見出しを飾ったが…」 偉業達成ソン・フンミン、“日韓エースの明暗”に英紙脚光

アジア人選手初のプレミア50得点を記録したトッテナムFWソン・フンミン【写真:Getty Images】
アジア人選手初のプレミア50得点を記録したトッテナムFWソン・フンミン【写真:Getty Images】

トッテナムFWソン・フンミンがアジア人初となるプレミア50得点を記録

 トッテナムは現地時間16日、プレミアリーグ第26節でアストン・ビラと対戦し、敵地で3-2と勝利を収めた。韓国代表FWソン・フンミンはこの日2ゴールを奪い、アジア人選手として初となるプレミア50得点を記録する快挙を達成した。英紙は現在スペイン2部サラゴサに在籍するMF香川真司を引き合いに出し、韓国代表エースの偉業を強調している。

 イングランド代表FWハリー・ケインが負傷により長期離脱を強いられているなか、アストン・ビラ戦ではソン・フンミンを1トップに抜擢。何度か決定機を外したものの、前半アディショナルタイムに勝ち越しゴールを決めると、後半アディショナルタイムには爆発的なスプリントから決勝弾を奪って劇的な逆転勝利を演出した。

 公式戦5試合連続ゴールを記録したソン・フンミンはプレミア通算50ゴールの大台に乗るアジア人選手初の快挙を成し遂げた。151試合51得点となったが、英紙「ザ・サン」は153試合19ゴールの元韓国代表MFパク・チソンや114試合14得点の元日本代表FW岡崎慎司(現ウエスカ)ら歴代のアジア人選手を引き合いに出し、ソン・フンミンの偉業を強調している。

 また、香川の名も出し、「香川真司は2012年にドルトムントからマンチェスター・ユナイテッドに移籍した際、大見出しを飾ったが、6ゴールにとどまった」と指摘している。日本のエースが苦戦を強いられたプレミアの舞台だが、ソン・フンミンはリーグ最高のアタッカーの1人として飛躍を遂げている。

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング