ミラン、大物補強はお預けか!? 中国1部にブラジル代表FW放出失敗でチャイナマネーゲットならず
電撃移籍から一転
中国の江蘇蘇寧行きで合意し、メディカルチェックまで受けていた日本代表FW本田圭佑が所属するACミランのブラジル代表FWルイス・アドリアーノだが、急転直下の破談となる可能性が浮上している。ブラジルメディア「グローボ・デスポルテ」とイタリアのサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」が報じている。
ミランと江蘇蘇寧の間では、移籍金1500万ユーロ(約20億円)で合意し、アドリアーノ自身とも年俸800万ユーロ(約11億円)で複数年契約を結ぶことで合意したと報じられた。しかし、ここにきて江蘇蘇寧とアドリアーノの間で衝突が起こったとい う。
すでにビザを取得して南京入りしていたアドリアーノだが、まだ正式な契約書にサインはしていないという。アドリアーノは江蘇蘇寧が、すでに合意に至っている契約内容を尊重しなかったとして激怒し、契約の残るミラノへ戻る準備を進めているという。そして、21日の木曜日にはミランのトレーニングに戻ると報じている。
電撃移籍決定との報道から、急転直下の破談話と、ジェットコースターのように目まぐるしく変わるアドリアーノの去就問題。ミラン自体の今冬の移籍戦略にも影響を与えそうだ。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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