マンUがレスター所属の伝説的GKの息子獲得へ 2代で名門の守護神に!?
デ・ヘアの後釜にOBの息子が…
マンチェスター・ユナイテッドは、移籍がうわさされるスペイン代表GKダビド・デ・ヘアの後釜として、伝説の守護神の息子を狙っているようだ。英地元紙「サン」は、マンUの長年ゴールマウスを守ってきたGKピーター・シュマイケルの息子で、現在はレスターでプレーするデンマーク代表GKカスパー・シュマイケルを獲得する可能性を報じている。
リポートによれば、ルイス・ファン・ハール監督のアシスタントコーチを務めるライアン・ギグスがカスパーの獲得を熱望しているという。
クラブナンバー2のギグスは、次期監督の最右翼との見方もあり、選手獲 得にも大きな影響力を及ぼすはずだ。
スペイン代表のデ・ヘアに対しては、昨夏に移籍合意に至っていたレアル・マドリードがマンUの設定する買い取り金額3050万ポンド(約52億円)を支払う準備を進めている。レアルはFIFAから今後2度の移籍市場(2016年夏と17年1月)での補強禁止処分を命じられており、今月中に移籍話が進展する可能性がある。
マンUはその引き抜きに備え、ワールドクラスの実力者を探している。そんな中、名前が挙がったのが、レスターの躍進を支えるカスパー・シュマイケルだ。父親と同じポジションで代表にまで登り詰め、今ではプレミア屈指のGKの一人となっている。父ピーターは1991年から98年に掛けてマンUで公式戦300試合以上に出場した伝説のGKで、リーグ優勝5回、UEFAチ ャンピオンズリーグ優勝1回など数々のタイトルを獲得。父子が同じ名門でプレーする可能性が急浮上した。
また、記事ではインテルの日本代表DF長友佑都と同僚であるスロベニア代表GKサミール・ハンダノビッチもマンUが狙う一人と伝えている。果たしてマンUのGK問題は、この冬に急展開を見せることになるのだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images