“左足の魔術師”が「エレガントすぎる」連続技 超絶ドリブル再脚光にファン感嘆「一流」

バルセロナ在籍時のFWリバウド【写真:Getty Images】
バルセロナ在籍時のFWリバウド【写真:Getty Images】

バルサ時代のリバウド、CLニューカッスル戦で見せたドリブル突破を大会公式が回顧

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)は現地時間18日から、グループステージを勝ち上がった16チームによる決勝トーナメントの戦いが幕を開ける。欧州の頂点を目指す激闘の再開を前に、大会公式SNSは過去のスーパープレー動画を公開しているが、そのなかでバルセロナ時代の元ブラジル代表FWリバウドが見せた華麗なスキルに注目。ファンからも「エレガントすぎる」「狂気の瞬間」など感嘆の声が上がっている。

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 “左足の魔術師”の異名でその名を世界に轟かせたリバウドは、1997年から2002年までバルセロナに在籍し、キャリア全盛期と言える輝きを放った。加入から2シーズン連続でリーガ・エスパニョーラ制覇を経験。1998-99シーズンにはリーグ戦で37試合24得点をマークし、99年のバロンドールとFIFA最優秀選手賞に輝いている。

 今回CL公式ツイッターが公開した動画は、そんな絶頂期にあるレフティーが見せたワンプレーだ。バルサ加入1年目の97年9月17日、CLグループステージ第1節の敵地ニューカッスル戦。試合には2-3で敗れたものの、リバウドが華麗なテクニックで相手を翻弄する。敵陣でのハイプレスでボール奪取に成功すると、こぼれ球がリバウドの足もとへ。すかさず右斜め前方から相手が寄せてくるが、リバウドは切れ味抜群のキックフェイントで右にかわすと、すかさず左足アウトサイドで切り返して左へ。完全に逆を取られたマーカーが転倒すると、2人目の守備者が左斜め前方から一気に距離を詰めるが、次の瞬間リバウドは左足→右足と鮮やかなダブルタッチで2人の間を突破。左サイドの味方にパスをつなげて局面を打開した。

 ツイッターの返信欄には動画を見たファンから「リバウドは史上最高の1人だった」「エレガントすぎる」「ジダンよりいい」「左足は魔法だった」「狂気の瞬間」「一流」「クラック!」など感嘆の声が殺到。20年以上の歳月が流れても、ブラジルが生んだ名手のプレーは観る者を魅了している。

 リバウドの古巣バルセロナは、25日のラウンド16でナポリと対戦。伝説に残るようなプレーを見せて、2014-15シーズン以来のCL制覇へと駆け上がれるだろうか。

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