レアルが屈辱4失点…国王杯8強敗退 ジダン監督「チームの選択は間違っていない」
一部の主力を温存、ホームでレアル・ソシエダに3-4で敗戦
レアル・マドリードは現地時間6日に行われたスペイン国王杯準々決勝でレアル・ソシエダに3-4で敗れ、6シーズンぶりの優勝の可能性が絶たれた。ジネディーヌ・ジダン監督は「チームの選択が間違っていたとは思わない」と振り返った。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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ジダン監督はベルギー代表GKティボー・クルトワや10番のクロアチア代表MFルカ・モドリッチなど一部の主力を温存。それでも前線には元フランス代表FWカリム・ベンゼマ、中盤にドイツ代表MFトニ・クロース、最終ラインにキャプテンのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスらを起用して試合に臨んだ。
しかし、前半22分にレアルから期限付き移籍中のノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールに先制ゴールを決められると、後半9分、11分にはスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクに立て続けにゴールを許した。
同14分にブラジル代表DFマルセロのゴールで1点を返すも、同24分にはMFミケル・メリーノに4点目を奪われて万事休す。終盤に2点を奪い3-4としたが、一歩及ばずに本拠地サンティアゴ・ベルナベウで敗北した。
よもやの敗戦を喫したジダン監督は、試合後の会見で「チームの選択が間違っていたとは思わない。いいプレーができると考えて送り出した」と説明。一部主力の温存は言い訳にはならないと説明した。
「対戦相手がいいプレーをし、我々を困らせた。勝った時も負けた時も、このクラブのみんなは団結している」
ジダン監督は対戦相手のソシエダのパフォーマンスを称賛したうえで、負けてもチームの輪は乱れていないと強調した。そして「これがフットボール。今日は試合に負けた。それだけだ。今はラ・リーガのことを考えなければいけない」と、首位を走るリーグ戦に向けて早くも気持ちを切り替えていた。