ガラタサライ長友、1億2000万円の報酬“拒否”で新天地探しか 現地紙「日本で探している」
新天地候補は古巣のFC東京か トルコ紙報道
今冬の移籍市場で残留となったガラタサライの日本代表DF長友佑都が、後半戦の登録メンバー外となった。イタリア・セリエAのボローニャ行きが噂されていながらも破談。6月までガラタサライとの契約が残る長友だが、報酬100万ユーロ(約1億2000万円)を受け取らずに、チーム探しに専念すると、トルコ紙「ヒュリエット」が報じた。
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2020年6月30日でガラタサライとの契約が満了する長友は、今冬での日本代表DF冨安健洋が所属するボローニャ移籍が秒読みとの噂が浮上。しかし、EU圏外の外国人枠が冨安を含めて埋まっている状態で、契約に至らなかった。結局ガラタサライ残留となった長友だったが、後半戦のTFF(トルコサッカー連盟)のメンバー外が決定。今季の公式戦出場ができなくなった。
そんななか「ヒュリエット」紙によると、いまだ契約が残る長友は、プレーできなくてもクラブから報酬100万ユーロを受け取ることができるという。だが、長友側がこれを断った模様で、「ガラタサライのシャツを着続けることができなくて申し訳ない。だが、これはプロとしての人生。(試合に出ず)練習に行くだけで報酬を受け取ることはできない」と、クラブのマネージャーに伝えたようだ。
3月には日本代表としてカタール・ワールドカップ(W杯)2次予選が控えている現状。長友は「できるだけ早くクラブを見つけます」と、出場機会を得るために新天地を求めることも明かしている。すでに欧州主要リーグの移籍市場は閉幕しているため、同紙は「日本でクラブを探している」とし、「FC東京と接触して、このクラブとサインをかわす可能性がある」と、古巣復帰も候補となっていると伝えた。
厳しい状況に置かれている長友だが、2020年はどこでプレーすることになるのか、動向に注目が集まりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)