“悪魔の左足”から美技 R・カルロス、相手転倒の流麗ドリブルに再脚光「覚えてる?」

レアル・マドリード時代のロベルト・カルロス【写真:Getty Images】
レアル・マドリード時代のロベルト・カルロス【写真:Getty Images】

CLマンチェスター・U戦で元トリニダード・トバゴ代表FWヨークの頭上を突破

 元ブラジル代表DFロベルト・カルロスは、“悪魔の左足”と謳われた弾丸シュートが代名詞だったが、テクニックも一級品だった。自身の公式ツイッターに、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で相手を転倒させるほどの美技を繰り出した映像を投稿すると、「モンスター」「まさにスキル」などと再び称賛が寄せられている。

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 母国ブラジルでキャリアをスタートさせたR・カルロスは、1995年にイタリアの強豪インテルへ加入。翌年にはスペインの名門レアル・マドリードへ移籍し、“銀河系軍団”の1人として脚光を浴びた。晩年はトルコ、ブラジル、ロシア、インドを渡り歩き、2015年を最後に現役から退いている。

 選手時代は強烈な弾丸シュートで“悪魔の左足”の異名を取ったが、「剛」だけでなく「柔」も備えていたと言わんばかりに、R・カルロスは一本の動画をツイッターにアップした。

「チャンピオンズリーグのこの瞬間を覚えているかい?」

 そうメッセージが綴られた映像は、プレッシャーをかけに来るマンチェスター・ユナイテッドの元トリニダード・トバゴ代表FWドワイト・ヨークに対し、ワンバウンドしたボールを左足で蹴り上げて頭上を抜く“シャペウ”を繰り出す。意表を突かれたヨークは足を滑らせ、ピッチに手を突いて転倒。R・カルロスはさらに、落ちてきたボールをそのまま左太ももでトラップし、リフティングドリブルに移行する離れ業を見せた。

 投稿にはファンから「史上最高の左SB」「ロベルト・カルロスは過小評価されている…伝説」「モンスター」「まさにスキル」など、改めてブラジルが生んだスーパーサイドバックに称賛の言葉が送られていた。

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