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ズウォレ中山、フローニンゲン戦の決勝点を地元紙&指揮官が絶賛 「チーム一のジャンプ」
中山がフローニンゲン戦で決勝点をマーク 1-0の勝利に導く活躍を見せる
オランダ1部ズウォレに所属する日本代表MF中山雄太が現地時間2日、エールディビジ第21節フローニンゲン戦で決勝点を挙げ、1-0の勝利に導いた。前半43分にCKを頭で決めて今季2点目をマーク。このゴールが決勝点となり、日本代表DF板倉滉が所属するフローニンゲンを撃破した。地元紙「De Stentor」は、中山の活躍を大絶賛している。
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中山は柏レイソルの下部組織で育ち、2015年にトップへ昇格。主力として活躍し、19年1月にズウォレへ完全移籍を果たした。各年代別代表で主将を務め、17年U-20ワールドカップ韓国大会では全試合フル出場。長年、中心として支えてきた東京五輪世代のU-23日本代表でも主将を任されている。昨年6月にA代表へ初選出され、コパ・アメリカ(南米選手権)チリ戦でデビューを果たした。
昨季、ズウォレではなかなか出場機会に恵まれなかった中山だが、今季は徐々に出番を増やし、第19節ユトレヒト戦(3-3)で移籍後初ゴールをマーク。3試合連続でスタメンとなったフローニンゲン戦では期待に応えた。直近3試合で白星に恵まれていないズウォレだったが、前半43分にCKを獲得。これを中山がヘディングで決めて先制ゴールを奪った。守っては、センターバックで起用された中山の奮闘により相手にゴールを割らせず。最後までこの1点を守り切り、1-0で3試合ぶり勝利を飾った。
マン・オブ・ザ・マッチに選ばれた中山を地元紙は大絶賛。「五輪の夢は中山のベストを引き出す」と見出しを打ち、「アウェーのフローニンゲンをたった22歳の中山が手ぶらで帰らせた」と称えている。さらに、「ユウタは恐らくチーム一のジャンプを持っている」と、ヨン・ステーへマン監督の言葉を紹介。中山自身も「このゴールは(ゴールした)ユトレヒト戦の勝ち点1と違って勝ち点3をもたらした。だから、ズウォレに来て最高の瞬間だったと思う。これは一番大切なことで、僕たちは勝ち点3をつかんだ」と喜びを語っている。