サンプドリア移籍の吉田麻也へ、サウサンプトンが感謝「最高の7年半をありがとう」
シーズン終了までの期限付き移籍が決定、復帰に向けて「いつでもウェルカム」
2012年からサウサンプトンでプレーしてきた日本代表DF吉田麻也が、冬の移籍期限最終日にセリエAのサンプドリアへシーズン終了まで期限付き移籍することが決まった。サウサンプトンは「最高の7年半をありがとう」「いつでもウェルカム」と感謝のメッセージとエールで吉田を送り出した。
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吉田は2012年の夏にオランダのVVVフェンロからサウサンプトンへ移籍。同年9月のアーセナル戦でデビューを果たし、7年半もの長期にわたって在籍した。毎年戦力の入れ替えが起こるチームで激しいレギュラー争いを重ね、通算194試合に出場9得点を記録した。
今季はプレミアで8試合の出場に留まり、直近9試合は出番がなかった。クラブとの契約が残りの6カ月間となったこのタイミングで、出場機会を求めての移籍を決断。新天地はセリエAで16位と苦戦するサンプドリアに決まった。
サウサンプトンはチームキャプテンも務めた吉田を暖かく送り出している。クラブ公式ツイッターではこれまでの吉田のプレーなどをまとめた映像を投稿し、「最高の7年半をありがとう」と感謝のメッセージを送った。
またクラブ公式サイトでも「サウサンプトンにいる全員がマヤの長年の貢献に感謝している。これから先の数カ月、さらにその先の成功も願っている」と吉田の実績を称賛。ローン移籍終了とともに吉田との契約は満了を迎えるが「いつでもウェルカム」とメッセージも綴られた。
プレミアで研鑽を積んだ日本代表のDFリーダーにとってセリエAは初挑戦の舞台。ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドなど百戦錬磨のストライカーが顔を揃えるイタリアで、どのような活躍を見せてくれるだろうか。
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