セルビア代表MFマティッチ、複数クラブから打診も…ユナイテッドと契約延長希望か
「僕の第一選択肢はマンチェスター・ユナイテッド」と言及
マンチェスター・ユナイテッドに所属するセルビア代表MFネマニャ・マティッチは、クラブとの契約延長を望み、他クラブからのオファーを断ったようだ。英紙「テレグラフ」が報じている。
マティッチとユナイテッドの契約は残り6カ月となっているが、クラブは1年間の延長オプションを有している。クリスマス後からオレ・グンナー・スールシャール監督の率いるクラブで再びポジションを勝ち取っているマティッチだが、現在のところは新たな交渉は始まっていないと説明している。
「今季終了まで契約は残っている。毎日、練習場に通っているし、僕がまだクラブを助けることができると判断したら、交渉に着くつもりだ。違ったとしても、人生は続いていく。まだ交渉は始まっていない。でも、僕の考えは明確だ。このクラブでプレーすることは大きな喜びだ。勝つためにここに来たし、残ってほしいと思ってくれるのであれば、トロフィーを勝ち取るために全力を尽くす」
すでにマティッチの元には、いくつかのオファーが届いているようだ。「具体的にどこかは明かせないけれど、マンチェスター・ユナイテッドでプレーしていれば、多くのクラブが契約をしたいと思って注目されていることは間違いない。それは僕だけではなく、他の選手についてもそうだ。特に契約が切れる場合はね。僕の第一選択肢はマンチェスター・ユナイテッドだけど、彼らの考えが違うならば、他にもいくつかの選択肢はある」と語り、他クラブから関心を示されていることを示唆した。
スールシャール監督の下、世代交代に踏み切っていることについてマティッチは、「クラブは若い選手たちにチャンスを与えたがっているし、それは間違っていない。でも、このクラブでは結果が常に求められる。サポーターにとってはトロフィーを獲得すること当たり前だ。若手は全力を尽くしているけれど、彼らには時間が必要だ。問題は、こうしたクラブでは時間がないということだよ」と、クラブの方針を理解しつつも結果を出す重要性を強調した。
31歳のマティッチが若手に与える刺激は大きい。マンチェスター・シティとのダービー後には、ジョゼップ・グアルディオラ監督も「突出している」と評価したセルビア人MFは、来季も赤いユニフォームを着ることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)