「なんて対照的なんだ!」 日本人の「清潔さ」を仏絶賛…W杯で脚光「美しい精神」

青いゴミ袋を持って応援するロシアW杯時の日本サポーター【写真:Getty Images】
青いゴミ袋を持って応援するロシアW杯時の日本サポーター【写真:Getty Images】

フランスメディアが日本の「清潔さ」を特集、日本の美徳を様々な視点から分析

 2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)で日本代表は惜しくもベスト16敗退に終わったが、敗戦直後のスタンドで清掃する日本サポーターの姿が世界で称賛されたのは記憶に新しい。フランスメディアは「日本人の清潔さ」を特集し、「各国が感銘を受ける美しい精神だ」と絶賛している。

 一躍脚光を浴びたのは、ロシアW杯で見せた日本代表と日本サポーターの振る舞いだ。16強でベルギー代表に2-3と惜敗し、史上初の8強進出は夢に終わった。ロストフ・アレーナで悲劇に直面した日本サポーターだが、敗戦直後のスタンドでゴミを拾う姿が話題となった一方、失意の日本代表チームもロッカー室を綺麗に清掃。そうした姿勢が日本の美徳として各国メディアから称賛を浴びた。

 「清潔さ、日本の物語」と特集を組んだのは、フランスのニュース専門放送局「フランス・アンフォ」だ。今年、東京五輪を控えるなか、「東京五輪で多くの訪問者はきっと驚くだろう」と指摘し、「フランスと日本の間には大きな違いがある。それは清潔さだ。なんて対照的なんだ!」と驚きをもって伝えている。

 記事では、日本人の精神に根付く「清潔さ」を分析。「神道は浄化を重視しており、清潔は日本人の習慣に深く根ざされている」と綴り、「年末に日本人は掃除をする。これは溜まった汚れを取り除く象徴的な行為だ」と説明を加えた。また「温泉やお風呂も清潔さの文化の象徴」「清掃時間は学校プログラムの一部であり、学生たちが教室やトイレを清掃する」と、様々な視点から掘り下げている。

 ロシアW杯でゴミを拾う日本サポーターの写真を掲載しつつ、「2018年にロシアで開催されたW杯の時、サポーターがスタンドを片付け、ゴミやチラシ、紙吹雪を集めた。また、選手たちはロッカールームを完全に綺麗にしていた。各国が感銘を受ける美しい精神だ」と賛辞を送った。

 今では各国の代表やクラブチーム、サポーターにも清掃文化が徐々に広まっており、そのたびに“日本の美徳”が脚光を浴びている。東京五輪は日本の文化をさらに発信する絶好の機会となりそうだ。

(Football ZONE web編集部)

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