ユナイテッドOBネビル、古巣のFW補強失敗を指摘 「ルカクの代役は必要だった」

マンチェスター・ユナイテッドOBのギャリー・ネビル氏【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドOBのギャリー・ネビル氏【写真:Getty Images】

昨夏にルカクを放出するも、特に新戦力を獲得することなくシーズンに突入

 マンチェスター・ユナイテッドはイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードが背中の負傷で戦線離脱を強いられ、新たなストライカーの補強が急務となっている。クラブOBのギャリー・ネビル氏は昨夏に放出したベルギー代表FWロメル・ルカク(インテル)の代役となるストライカー補強失敗が尾を引いていると指摘した。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

 ラッシュフォードは今季公式戦31試合19得点とチーム最大の得点源だったが、現地15日のFAカップ3回戦再試合のウォルバーハンプトン戦(1-0)で背中を打撲し、途中交代。その後の検査の結果、疲労骨折だとオレ・グンナー・スールシャール監督が明言。6週間以上の離脱が予想されている。

 チーム状態が決していいとは言えないなかでのエース離脱を受け、クラブOBのネビル氏は「ユナイテッドはすぐにマーケットに向かう必要がある」と補強の必要性を強調。「彼らには前線によりフィジカルがあり、より成熟した選手が必要だ」と必要な選手の特徴についても具体的に言及している。

 ユナイテッドは今季開幕前にルカクとチリ代表FWアレクシス・サンチェスと2人のFWをインテル(サンチェスは期限付き移籍)へ放出。その代わりとなるタレントの補強は特に行なわず、FW陣は頭数が減った。ラッシュフォードの負傷離脱により、前線の駒不足が浮き彫りとなった。

 ネビル氏は「彼らはマーケットでセンターフォワードの獲得に苦戦していた。ルカクの代役はどうしても必要だったが、いまだに獲得することができていない」と指摘。結果的に昨夏の移籍マーケットでの失敗がいまだに尾を引いている。

 今冬はザルツブルクでゴールを量産していたノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドの獲得が噂されていたが、ハーランドはドルトムント移籍を選択した。冬のマーケットも残り10日あまりだが、頼れる点取り屋を獲得することはできるのだろうか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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