メッシにあわや頭突き 「悪魔化」新鋭FWと“一触即発”に騒然「なんという瞬間だ!」
バルセロナ、スーパーカップ準決勝アトレティコ戦で2-3敗戦 ひと悶着シーンに脚光
バルセロナは9日のスペイン・スーパーカップ準決勝アトレティコ・マドリード戦で2-3と敗れたなか、ポルトガル代表の新鋭FWとバルセロナの選手が小競り合いを起こし、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシにあわや頭突きというシーンに会場も騒然となった。海外メディアは「なんという瞬間だ」「悪魔化」と驚きを露わにしている。
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前半は一進一退の攻防が続いたなか、後半早々にスコアが動く。同1分、MFコケに先制点を献上したバルセロナだが、同6分にメッシの一撃で同点。さらに同17分には、アトレティコから加入のフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが決めて一時逆転に成功する。
しかし終盤に守備が崩れたバルセロナは、同36分にスペイン代表FWアルバロ・モラタ、同41分にアルゼンチン代表FWアンヘル・コレアと連続被弾し、最終的に2-3で敗れた。バルセロナは準決勝で敗れ、12日の決勝でアトレティコとレアルが対戦する。
この一戦で注目を集めているのが、アトレティコのポルトガル代表FWジョアン・フェリックスとバルセロナ陣の一触即発シーンだ。
前半終了の際、スペイン代表DFジョルディ・アルバに挑発されたフェリックがイライラを募らせ、今度はメッシと対峙。顔面をぶつけるように近づけて憤怒の表情を浮かべたフェリクスに対して、メッシも負けじと応戦した。すぐさま両軍の選手が割って入ったが、フェリックはその後にFWルイス・スアレスともひと悶着を起こしている。
米スポーツ専門局「ESPN」の番組「ESPN Futbol Club」公式ツイッターは「正面と正面!なんという瞬間だ!」と画像付きで紹介。フェリックとメッシが顔面を近づけ、あと一歩で頭突きというシーンを取り上げている。「最初にジョルディ・アルバ、次にメッシ、そして最後にスアレス。ポルトガル人が悪魔化した!」と驚きとともに伝えた。
思わぬ出来事に会場も騒然となったが、成長著しい20歳FWフェリックスの血気盛んな性格が垣間見える場面となった。