レアルがフラメンゴFWと“18歳同時契約”へ 移籍金36億円+ボーナスで決着か
かねてより噂されていた17歳FWレイニエルと契約間近
レアル・マドリードは、かねてより噂になっていたフラメンゴの17歳FWレイニエル・ジェズスと契約を締結させるようだ。スペイン紙「AS」によれば、1月19日の18歳になる誕生日と同時に契約し、Bチームであるレアル・マドリード・カスティージャへ移籍させるという。
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フラメンゴに所属するレイニエル・ジェズスには、レアルの他に多くのクラブが注目していた。パリ・サンジェルマンやマンチェスター・ユナイテッドも狙っていると言われたなか、本人はスペインでのプレーを希望。獲得に向けてレアル最大のライバルは、ホームタウンを同じくするアトレチコ・マドリードと言われていた。
そういったなか、レイニエルはフラメンゴと契約を更新。しかし、移籍金の設定額が3500万ユーロ(約42億円)にまで引き下げられたことで、今冬での移籍成立が加速すると予想されていた。レアルは、移籍金を3000万ユーロ(約36億円)+出来高ボーナスで交渉。フラメンゴもその条件を受け入れるようで、レイニエルが18歳になる誕生日の1月19日に契約する運びとなったようだ。
契約後はフラメンゴにレンタルし、そのまま来季の開始までブラジルに残すという話もあったようだが、リーグ戦で12位に低迷するレアル・マドリード・カスティージャの起爆剤としてスペインへ呼び寄せることになったという。
ただ、レイニエルは1月18日から開催される東京五輪出場権を懸けた南米予選のU-23ブラジル代表に選出される予定で、最大で2月9日まではチームに合流することができない。レイニエルは見事に東京五輪の出場を決めて、マドリード入りすることができるのだろうか。レイニエルにとって、大きな人生の岐路となる1カ月間が始まろうとしている。
(FOOTBALL ZONE編集部)