痛恨ミスの川島が同僚に謝罪 ダンディーU指揮官「強い気持ちの持ち主」

欧州では珍しい潔さ

 「エイジは自ら挙手し、試合後のドレッシングルームで謝罪していた。強い気持ちの持ち主だ。責任を感じていた」と指揮官は明かした。最下位のチームが奪った貴重な先制点をあっさりフイにしてしまった責任から、自ら謝罪したという。自らの非をあまり認めない欧州では、珍しいジェスチャーだった。
「人々が“オー、なんて不安定なキーパーだ”とか、そのような話を口にすることを私は理解している。それは仕方ない。なんの問題もないが、彼には強い個性があり、クオリティがある。彼を信頼しなければいけない」
 初戦の凡ミスにより川島に対して、サポーターやメディアの間で早くも懐疑的な視線が向けられていることを指揮官は察知している。それでも、2部降格危機のチーム状況で、ワールドカップ2大会連続出場のベテランに信頼を寄せる覚悟を周囲に呼びかけていた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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