名将カペッロ、ミラン復帰のイブラヒモビッチに太鼓判 「チームを揺り動かすだろう」
リーグ11位に低迷するミランを「個性がほとんどない」と称し、起爆剤として期待
2018年4月に監督業を引退した名将ファビオ・カペッロ氏は、かつて選手として、監督として在籍した古巣ACミランに加入が決まった元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチに「質と個性を加える」と太鼓判を押している。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じた。
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ついにイブラヒモビッチが合流する。2019年限りで米MLS(メジャーリーグサッカー)のLAギャラクシーと契約満了となったカリスマストライカーは、新天地として2010~12年まで在籍していた古巣ミランを選択。38歳となったなか、オプション付きの6カ月契約で8年ぶりにイタリアの地に上陸することが決まった。
ステファーノ・ピオリ監督の下、ここまで11位(6勝3分8敗)と低迷が続くミランにとっては即戦力として期待されるが、かつてミランを指揮したカペッロ氏は「ズラタンのミランへの復帰は、次の二つの点でプラスだ。彼にはまだ選手として提供できるものがあるし、個性という面でも貢献できる」とイブラヒモビッチに太鼓判を押している。
「イブラヒモビッチは慣れるためにいくつかのゲームを必要とするだろう。だが、その後に彼は決定的な存在となる。ミランには個性がほとんどない。ズラタンはチームを揺り動かすだろうね。ただし、移籍市場をここで終わらせることはできない。我々はディフェンス面をより強化する必要があるんだ」
多くの期待を一身に受けるイブラヒモビッチ。低迷の続くチームを浮上させることはできるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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