史上最弱世代の逆襲 東福岡が17年ぶりの選手権4強進出、インターハイに続く2冠なるか

準々決勝で駒沢大高を1−0で撃破 

 “史上最弱世代”と呼ばれた3年生が見事な逆襲劇を見せている。第94回全国高校サッカー選手権の準々決勝で、東福岡高校(福岡)は駒澤大高校(東京B)に1-0の勝利を収め、ベスト4への切符を勝ち取った。主将のMF中村健人は、苦しみながらの勝利にも手応えを得ていた。

「今日は、勝ち切ったことが大きいです。1つ前の市立船橋高校(千葉)に勝った後、どこかに気の緩みはあったと思います。それでも、内容はともかく勝ち切れたことが良かったです」

 3日の3回戦で、今夏のインターハイ決勝と同カードになった市立船橋戦を、その時と同じPK戦の末に勝利していた。さらに中1日の時間があり「この前の試合では集中できていたところが、少し緩かった」と、この日の戦いぶりには不満足な面も見せた。それでも、無失点で勝利。準決勝への進出を決めた。

 

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